知らないとヤバい！おうち教室レッスンメニューの違い

レッスンメニューの種類

こんにちは　ギルテンフリーオンラインスクール　の川島まさみです。おうち教室をしている先生で、意外とレッスンメニューそれぞれの違いをわかっていない人っていいます。ですが教室運営をしていくためには、とっても重要なので、しっかり違いを抑えておくことが必要なんです。

おうち教室のレッスンメニューで一般的なのは・・・

• 体験レッスン
• 1dayレッスン、ワークショップ、単発講座、単発レッスン
• コースレッスン、継続レッスン、長期講座、長期レッスン
• 認定講座、ライセンス講座

それぞれ違いについて詳しくみていきましょう！

体験レッスンとは？

文字通り、体験のためのレッスン。

長期講座や、コースレッスンが気になっているけれど、それが自分に合うのか？自分が本当にやってみたい講座なのか？というのを申し込みをした後に気づいた場合などは困りますよね？

講師側も受講者側も申し込みいただいて、受講がスタートしてから「やっぱり違った」「やっぱり辞めたい」なんてなったら
お互いが嫌な気持ちになりかねません。

そのため、どんなものなのかわからないし、自分が思っていた講座なのか？というのを確認していただくためのお試しレッスンになります。

なので長期講座やコースレッスンを受講していただく前の予備的なレッスンなんです。

ですから、金額も気軽に試せる安価な設定をするのが通常です。

合うか合わないか？やりたいのか？やりたくないのか？確認するものなのに、そのお試し価格も気軽に出せないような金額だったら、「試してみようかな？」という気持ちになるのも時間がかかります。

それに、講師側も未来のお客様との出会いのチャンスがなかなか来てくれませんよね？

体験レッスンを「ただ安価なレッスン」としてメニューにしてしまうと、その安価なレッスンだけで満足してしまうケースがあます。
講師側の労力や経費は水の泡となってしまうんです。そんなの嫌ですよね？

逆を言えば、体験レッスンでは、お客様を満足させてしまってはいけないレッスンになります。

こう言うと、「それは違う」、満足してもらって、なおかつ、コースレッスンや継続コースを受講してもらう方がいい、、と思う先生もいらっしゃるかもしれません。
これはあくまで１つの考えであり、全てのおうち教室に当てはまるか？と言われるともちろん当てはまらない業種もあります。

この考えが当てはまらない業種で言えば、コンサルタント業や施術を行うような場合でしょうか？

ですがアイシングクッキー教室で言うと、多くの場合、デコレーションを楽しむためのレッスンが大半になります。
そのデコレーションが安価にできるのであれば、それを利用すれば言い訳です。なので、それ以上の金額を出してもらうことがとても難しくなるのです。

１回のレッスンで満足してしまう＝1dayレッスンやワークショップと同じになってしまい、単なる安価な1dayレッスン、と言うことになってしまうんです

ですから、アイシングクッキー教室での体験レッスンは、継続コースや、長期講座を受講して頂かなければ、お客様が求めるレベルのアイシングクッキーを作ることができない。けれども、自分がその講座を受講できる、続けられる、と言うことの判断ができる内容になっていなければならない、と言う意味で満足させてしまってはいけない、と言う言い方になっています。

次に1dayやワークショップ、単発講座について解説します。

1day ・単発レッスン・ワークショップとは

これは、1回完結型のレッスンです。

アイシングクッキー教室でよくある、月ごとにデザインが変わる「マンスリーレッスン」と呼ばれるものもこれにあたります。

アイシングクッキーをゼロから作るのでなく、多くの場合は、デコレーションを楽しむためのレッスンです。

例えば、上記のように、一人ではとても準備もできないような可愛いデザインのアイシングクッキーを2時間から3時間のうちに完成できるように、講師側であらかじめ時間のかかるものを準備してくれるレッスンです。

どんなものがあらかじめ準備されているかというと、通常ゼロから作っていては、時間のかかるようなものです。
具体的には・・・

• クッキー
• 着色したアイシングクリーム
• デコレーションで使うパーツやリボン

などがそれにあたります。
受講者は、あらかじめ講師が準備してくれた材料で、仕上げのデコレーションを楽しむレッスンです。

１回の受講で満足できる内容になっていますが、受講者側は、アイシングのデコレーションを楽しんだり、集中できる環境を楽しんだり、もしくは、一緒にレッスンに参加する友人同士のおしゃべりや、女性同士で楽しい時間を過ごす、と言うことに
満足するレッスンになっています。

この場合、講師があらかじめ準備した材料についての作り方のレッスンは省いています。
そのため、レッスン後に「楽しかったアイシングを自宅で自分で作ってみよう」と言う場合は、作るためのレッスンをさらに受講しないと難しい場合がほとんどです。

コースレッスン・継続レッスン・長期講座とは？

ここまで体験レッスンや単発講座と言われる、１回のレッスンについて解説してきました。次にコースレッスンや継続コース、長期講座と言われるレッスンですが、これはどんなレッスンかと言うと文字通りの意味です。

１回で完結するレッスンではなく、２回以上でスキルを習得するためのものです。なので、アイシングクッキーで言えば、クッキーの作り方からデコレーションに至るまでなど、より受講生が満足できる内容になっています。

1ｄａｙレッスンや単発講座などでは学ぶことができない多くのことについて時間をかけて学んでいただくレッスンであるためその習得度が高いのが特徴です。

また、コース講座の中でも、その期間や値段はまちまちであるため、しっかりと内容を確認する必要があります。

受講者側の見ておきたいポイントとしては

• 受講期間やサポート期間
• 質問回数や質問の仕方
• サポートしてくれる内容（例えばマンツーマンなのかグループなのかetc）

などです。

またサポート体制によって金額が高くなるのが通常です。全ての講座がそうだとは言えませんが、どれだけ講師側の時間を割いてサポートを手厚くするかで金額面を決定する場合が多いです。高額であればあるほどそのサポートは厚いのが通常です。

認定講座・ライセンス講座

最後に認定講座やライセンス講座ですが、講座そのものを受講後に、所定の手続きを完了すると、同じ内容の講座を今度は自分で開講できる権利を付与された講座です。

おうち教室をしていて、新しいメニューを追加したい時や、他の教室にはないメニューを揃えたい時などにとても重宝します。

また、その講座にもよるところですが、すでに他人に教えることができるように講座が整えられています。例えば、テキストがあるなど開講する側に本来必要なものが揃っていたり、開講するためのマニュアルが準備されていたりと本来自分でやらなければいけない作業が大幅に削減できるのも嬉しいメリットです。

また、基本的に、作り上げられた講座になるため、材料やレシピ、授業形態、教えることなどが決まっていいます。
誰が開催しても一定のレベルであるのも嬉しい点です。

デメリットがあるとすれば、、、メリットである、誰でも一定のレベルで開催できる分、講座の内容以上に講師の人柄や、相性などで、受講を決めるポイントにする受講者が多くなるのは言うまでもありません。


また、おおよその例で言うと、5万円以下くらいの認定講座などでは、受講期間やサポート期間が短いものが多いです。
１回数時間の受講で取得でき、費用も1万円以下などの安価な認定講座から、数ヶ月に渡ってサポートしてくれる10万円以上の認定講座など多種多様です。

低単価の認定講座などは、薄利多売を前提としているものが多いです。沢山の受講生がいる、気軽に認定講座を取得できる分、受講生が飽和状態になると言うデメリットもあります。

逆に高額の認定講座などは、厚利少売も視野に入れているため、低単価の認定講座などに比べると、受講者は少ないかもしれませんが、それを必要としてくれる人が現れた時には、少ない人数でも、利益を出すことができる場合が多いです。

そしてポイントはその少ない人数である、「それを必要としてくれる人」へのアプローチが重要なカギとなります。

まとめ

おうち教室のレッスンがこうでなくちゃいけない！と言うのは基本的にありません。

おうち教室の講師が好きに開催するものです。ですが、ボランティアではなく、おうち教室として売上を上げたい！と思った場合は、きちんと各レッスンが意味していることを理解して開催する必要があります。

生徒は来るのに売上があまりない、などは多くの場合でレッスンメニューの設定に問題があることが多いです。

レッスンメニューの違いなどは、おうち教室を運営する上では基本の知識となります。

「知らなかった」と言う場合は、おうち教室の集客についての知識をつけると良いでしょう！

おうち教室を運営していくには、集客ノウハウを勉強することは講師の必須です。

もちろんノウハウを知っていれば教室運営がうまくいくわけではありません。

やるべきことがなんなのか？勉強したノウハウを使いどう行動しなければいけないのか？と言うことがとても重要になります。