年間100人集客しても抜け出せなかった夫の扶養内。たった半年で抜け出したのは?

おうち教室を始めてそこそこ生徒さんが来るようになったのに何故か疲れてしまうんです

それは困りものですね。生徒さんが来るのに売上が上がらない理由について考えられることはレッスン単価が影響しているかもしれませんね。
一緒に考えてみましょう!

目次

満席続きでも売上が上がらない原因

こんにちは。ギルテンフリーオンラインスクールの川島まさみです。

私の講座を受講される生徒さんに多いお悩みでもあるんですが、実はこれはアイシングクッキー教室あるあるです。

もちろん私もこの悩みで3年間苦労しました。

SNSで賑わっているアイシングクッキー教室でも実は、売上が上がっていない教室はたくさんある業界なんです。

ちょっと信じがたいことですが、解説して行きますね。

アイシングクッキー教室のメニューで多いのは、1day(ワンデイ)と呼ばれる1回完結型のレッスン。

例えば上の写真は、小さなハート型クッキー12枚を作るバレンタインの時に私が実際に出した1Dayレッスンです。

レッスン価格は12枚で1,200円。5色使用で2時間のレッスンです。キッズ向けレッスンです。

キッズ用と言うこともあり、少し値段もさらに安めの設定でした。

バレンタインの時って女子は友だちに配るので、枚数が多いと人気なんですよね。

なので、この時にも沢山の親子がレッスンにお越しくださいました。

デコレーションとして事前に作っておいたパーツの(立体的な)お花もいくつか使うことが出来ます。

ですが、一人に12枚のクッキーを焼く。小さいと言っても、4人で48枚です。

通常私がリアル(対面)でレッスンしていた時の人数は4名までを上限としていましたが、たった4名の生徒に48枚のクッキー

の準備です。考えるとちょっとゾッとしませんか

またクリームについては、1人に5色使うものにしています。通常のアイシングクッキーですと、1色につき、2つの硬さのクリームを準備するのが普通です。

単純計算しても 5色✖️2個=10個のコルネ(アイシングクリームを詰めたもの)

【生徒4名に準備するもの】

  • クッキー48枚(12枚✖️4名)
  • アイシングクリームコルネに詰めたもの40個分(10個✖️4名)
  • デコレーション用のパーツお花8個(1人2個✖️4名)

ですが、いただくレッスン料は1,200円✖️4名で4,800円

2時間のレッスンですから単純計算で時給換算すると2,400円です。ですが実は、これは本当に単純にレッスンに対する時給で

であって、クッキーを焼いたり、アイシングクリームを練ったリする一番時間のかかるものは考慮されていません。

仮に、準備に4時間かかったとします。

するとまたまた時給換算すると・・・・2,400円➗4時間=600円

時給600円になってしまいました💦

厚生労働省が発表している令和3年10月に公表されている全国の最低賃金の中で全国最下位の金額でさえ820円です

最低賃金よりも200円も低い金額です。しかも材料費を差し引きしていませんから、材料費を引いたら考えるだけでも

嫌になってしまう結果です。

過去の私のように、低単価でのレッスンばかりやっていると、教室はいつも満席で賑わっているのに自分自身は疲れてしまうおうち教室になってしまうんです。

低単価から抜け出す方法

それでは一体どうしたら、このアイシングクッキー教室のあるある低単価から抜け出したらいいでしょうか?

簡単にいえば値上げです。

でも多くの教室の先生は、この値上げをしないんです。

それは、

  • 生徒さんが来なくなる
  • 生徒さんに申し訳ないと思う
  • 生徒さんに嫌われるのが

こんな風に思う先生が多いからではないでしょうか?

でも、「値段が安いから・・・」という理由で来ていた人というのは、残念ながらあなたのファンになってくれていたわけで

もなく、言ってみれば「誰のどこの教室でもいい」という人です。

また同じ内容のレッスンで金額をあげると、あからさまに値上げの印象が高くなってしまうので、気が引ける場合もあるかも

しれません。そんな時は、「内容を変えて、その金額を出しても納得だよねというものを提供する」といいんです。

具体的にどうしたら低単価から抜け出せるのか、実際に私がやったことをお伝えします。

コースレッスンを作る

低単価から抜け出すためには継続コースを作ることです。

「継続コースなんて生徒さんは通ってくれるか心配」と思う先生もいるかもしれませんが、そもそも自分が何時間もかけて

習得した技術を、1回完結のレッスンでは教え切れるものではありません。

レッスンに参加している時間そのものを楽しむためのものであれば、いいと思いますが、アイシングをできるようになりたい方からしたら、もっと時間をかけて丁寧に教えてもらいたいと思うのが本音ではないでしょうか?

なので、自分が習得した技術のポイントを時間をかけて自分なりにこだわった方ところを教えるものにします。

ポイントで教えてあげることで、アイシングクッキーを作りたい!と思う方にとっては単発レッスンよりも継続的なコースレッスンの方が魅力的に思うはずです。

ですから、「生徒さんは通ってくれるのか?」と言った期間を長くすることへの不安というのは要らぬ心配になるわけです。

金額をあげるポイント

実際どこに対して金額を上げたらいいのか?というポイントについて解説します

例えば、新しいスマホを買い換える時を想像してみてください。

誰でも一度は買い換えを経験しているはずです。数年前までは、携帯ショップなどの窓口に行って、携帯を買うことがあたり

前だったと思いますが、現在はどうでしょうか?

SIMを交換すれば、自分で機種変更などすることが出来ます。しかもお安く。

お気づきですか?

自分でなんでもやるのなら、他人の時間を使わないので、携帯そのものを買うだけの代金で携帯を変更することが出来ます。

ですが、自分一人でやるのが不安な人は、事務手数料を支払えば、携帯ショップの窓口の方が設定などもやってくれます。

これは他人の時間を使っているからですよね?

時間は全ての人に平等に持ってるものです。その時間を他人のために使うか、自分だけのために使うかはとても大きな違い

があります。

アイシングクッキーも同じで、独学で学べば、時間はかかりますが、今はYouTubeなどでも作り方があったりしますから費用はほとんど材料費くらいでかからずに技法などを習得することが可能です。

ですが、自分習いたい部分がダイレクトに学べるものを探すのはとても時間のかかる作業です。

時間をとるか、費用をとるか?と言うことなんですね。

知っている人に時間を使う費用を出して、教えてもらうのは、その人が苦労して身につけた時間の何分の1の僅かな時間だけ

であなたは身につけることができるんです。

余った時間で違うことを勉強することも可能です。

人はサポートにおいてお金を払ってくれます。

継続コースを作り、時間をかけてサポートしてあげることで、生徒さんも納得して満足してもらえ、その対価として高額の

レッスン料をいただくことが可能になります。

実際私も年間で100人以上の生徒さんにアイシングを教えていた時の収入は、どんなに頑張っても扶養から抜け出すことはで

きませんでした。

ですが、低単価の1Dayなどのレッスンを一切やらずに継続コースに変えただけで夫の扶養から抜けて社会的にも自立することができるようになりました。

生徒さんがたくさん来るのに実際の売上はあまりない・・・・と思ったらレッスン単価を見直してみてくださいね。

もしも、自分では継続コースやコースレッスン自体を作るのはハードルが高いな・・・と思ってる方がいたら、すでに作り上げられた、認定講座や、ライセンスが取得できる講座を受講するのが手取り早いです。別の記事で認定講座やライセンス講座のメリットやデメリットなどにも触れていますのでご興味がある方は読んでみてくださいね

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